栄光会トップページ > ごあいさつ
私たちは、創立以来40年にわたって患者さん・ご家族の幸せと生きがいに貢献したいと願い、からだと心を診る医療・看護・介護に励んでまいりました。日本の医療を考える上で「2025年問題」、即ち、「超高齢・多死社会」に伴う社会問題が大きな課題であることは今や国民共通の認識であり、政治や医療の大きなテーマであります。
今後「孤独世帯」や「孤独死」などが増え、更には、人はどこで・誰に世話されて最期を迎えることになるのかということが、深刻な問題になることが予想されるからです。
栄光会では早くからその問題を認識し、栄光病院を中心に外来・入院・在宅訪問体制を整え、また、医療介護施設「かめやま」では、居宅系・通所系・訪問系サービスをほぼカバーする事業体制を整えました。これからの医療は「ときどき人院・ほとんど在宅」となリます。だれでも自宅で生活したいのですが、わたしたちは多岐にわたる事業体制を協同し、更に「志免西・地域協働ネットワーク」を始め、地域町内会の皆さまとの地域協働作業を充実させることで地域の皆様の思いを叶える存在であり続けたいと考えます。
地域の皆さんに「必要とされ・頼りとされる」栄光会をめざして励んでまいります。
どうぞ、今後とも宜しくお願い申し上げます。