栄光病院トップページ > 病院のご案内 > ごあいさつ
2017年7月より栄光病院・院長を拝命しました井上 裕と申します。外科医としておおよそ35年間外来・手術室・病棟を駆け回り常に患者さんの顔が見える場所で仕事をして参りました。つくづく思うことは医療という仕事はとてもひとりでできるものではない、ということです。看護師、薬剤師、検査技師、リハビリスタッフを初めとして医事・会計・病院内事務を一生懸命こなしている事務系スタッフ、そして地域の病院や介護施設との連携を取り持つ連携室のスタッフ、食事、洗濯、掃除、営繕をこなされる皆さんの協力なくして病院は運営できません。院長の仕事は小学校で例えると校長先生と用務員のおじさんを兼ね備えた存在であると思います。常に病院内を歩き回り、様々な出来事に気が付き、様々なスタッフと会話し、栄光病院が生き生きとした存在であり続けるための架け橋となりたいと思います。それは不幸にして病に悩まれ栄光病院を訪れる方々にとって、この病院が深く安心していただける存在であり続けるために欠かせない最初の第一歩だと考えるからです。あらゆる病院スタッフが、いつも生き生きとして、親切な心を忘れずに地域の皆様のために働いている病院を目指しますのでよろしくお願い申し上げます。
私たち看護部は、病院理念「癒し癒される」を基に、看護部理念「優~やさしさ~」を掲げ専門職として看護の質の向上はもちろんのこと、一人の人として当たり前のことが当たり前にでき、様々なことに自ら気づける人であるよう一同心がけております。
少子高齢化の現状ではありますが、この志免町はとても子どもが多く子育て支援に力を注いでいる地域でもあります。栄光会は、小児から高齢者まで地域にいらっしゃるあらゆる世代の皆さんに必要とされる病院をめざしています。
私たちは看護部理念に掲げる、患者さんとそのご家族が抱える「痛み」「苦しみ」「悩み」「悲しみ」という憂いを受けとめながら「温かいおもてなし」の思いを込めてお仕えし、「栄光病院に来てよかった」「栄光会を知り安心した」と満足していただけるように努めてまいります。そして皆さんとの関わりを通して、最終的に皆さんの「幸せと生き甲斐」に寄与することができれば、との使命感をもって日々励んでまいります。