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栄光通信

栄光病院トップページ栄光通信お家でできる! 簡単エクササイズ~アクティブレスト~

  • 2015年01月09日
  • 手と目と -介護版- Vol.08 より

お家でできる! 簡単エクササイズ~アクティブレスト~

「お家で出来る簡単エクササイズ」のコーナー第7弾です。

今回はのテーマは、エクササイズというより、一つの考え方の紹介となります。その名は、「アクティブレスト」です。日本語にすると、「積極的休養」となります。これは、いったいどんなものなのでしょうか?

「動かない休養」のデメリット

ウォーキング

みなさんは、「休養」と言うと、何をイメージされますか?多くの方が、「寝る」「テレビを見ながらボーッとする」あるいは、「パチンコをする」といった、「動かない休養」をイメージされるのではないでしょうか?実は、「動かない」という事は、身体にとっては、あまり良くない影響の方が多いのです。

そのデメリットを上げると
・同じ姿勢でいる為、特定の筋肉に負担がかかる
・負担がかかっている部位が血行不良となり、硬くなる
・使っていない筋肉の筋力低下

このように、「動かない休養」には、こういったデメリットが数多く存在するのです。もちろん、「脳の休息」という点で、睡眠はとても重要ですが、あまり長時間睡眠をとり過ぎると、先に述べたような身体に良くない影響を及ぼすので、注意が必要です。

アクティブレストとは

「身体を動かさない休養」と異なり、アクティブレストとは、「身体を動かす休養」という事になります。実は、アクティブレストは、昔からスポーツ界では提唱されていた事で、野球のピッチャーが、投球後に、軽いキャッチボールをしたり、サッカー等の試合が終わった後、軽いジョギングで流したりしている事が、これに当てはまります。

方法

方法は、ただ「軽く身体を動かす」です!10~15分程度のウォーキングをして、その後はストレッチを行うだけで良いのです。忙しい時は、ラジオ体操など5分程度の体操で構いません。

メカニズム

筋肉に負担がかかると、活性酸素によって、筋肉に疲労細胞が発生します。この疲労細胞が、脳へ疲労の信号を送ると共に、筋肉や細胞の働きも低下させる事で、疲労感が生じます。この疲労細胞は、血行を促進させる事によって、元の細胞に戻せるのです。

ポイントは血行促進!

スポーツの疲労と、仕事の疲労は別物と考えがちですが、スポーツ後は、筋疲労の軽減の為、仕事後は、強張った筋肉をほぐす為に、血行を促進させなければならない事は共通しています。難しく考えず、「血行を良くする為に、軽く運動をする」と考えて頂ければ良いかもしれませんね。
休日は「ごろ寝」をするのではなく、アクティブレストして、しっかりリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

【引用・参考資料】

PRESIDENT Online

快適.Life

介護老人保健施設グロリア リハビリスタッフ 吉永 真俊

●過去のお家で出来る簡単エクササイズ

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